不動産をするなら知っておきたいこと

収益用不動産の金利上昇リスク

収益用不動産の金利上昇リスク 金利上昇は、経済に関するあらゆる事象に影響を与えます。それは、投資方法の中では比較的安定して収益を得られる不動産に関しても同様です。今後東京五輪などの大きなイベントによって金利が上昇し、それによって不動産投資におけるリスクが高まる可能性があります。
金利上昇によるリスクとしては、金利の上昇そのものによるリスクと、上昇後の反動で下落することによるリスクなどが挙げられます。まず、前者においては、金利が上昇することで基本的には不動産の価格が上がるため、購入する人が減ります。そうすると、これまで収益を生み出していた顧客が減るため、投資による収益も減ることになります。
また、後者においては、保有していた不動産の価格、あるいは価値が上がり続けることによって、それを売却して得られる収益が存在するはずが、売却するタイミングを間違えると、あっという間に価値が下落して損失を被ることになります。
金利上昇は必ずしも悪いことではありませんが、投資を行う上ではデメリットも必ず押さえておくことが大切です。

不動産の利回り上昇したのに賃料が同じだったら…

不動産の利回り上昇したのに賃料が同じだったら… 不動産で資産運用をするときに指標に使うのが利回りです。よく想定している考え方は持っているマンションなどが満室となったときの年間賃料をマンションの価格で割った数字です。これが高いほど投資に向いていると考える人も多くて、これが上がっても賃料が同じだと損をするような感じもします。
しかし、表面の利回りとリスクは反比例します。高い物件ほど投資リスクも高くて、例えば満室で年間賃料の収入が同じ金額でも便利な場所で好立地にある物件と不便な場所にある物件だと、便利なだ場所だと入居者希望者も多く満室状態が多く将来的にも賃料の値上げなども見込めますが、不便な場所だと空室率も高くて、賃料の下落リスクや空室リスクなどたくさんのリスクがあります。
これだと例え利回りが上昇しても、不便な場所でリスクが高い物件だと賃料を上げることも難しく、むしろ入居者を獲得するために賃料を下げる必要もあります。
上昇したからといって不動産の賃料を変えるのは物件の状況によっても異なってきます。

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